こんにちは、tasukuです。
大阪市立自然史博物館の常設展に行ってきました。(所要時間約60分)
大阪市立自然史博物館は、「自然と人間」について考えることをテーマにした博物館です。
この記事では、この博物館の見どころを知りたい方のために、大阪市立自然史博物館の展示物の中から私が選んだおすすめ展示物5選を紹介します。
私のお気に入り展示物5選
リュウグウノツカイの標本
謎が多い巨大深海魚、リュウグウノツカイ。大阪市立自然史博物館には、本物の《リュウグウノツカイの標本》が展示されています。
大阪市立自然史博物館で見られるリュウグウノツカイの大きさ
大阪市立自然史博物館で見られるリュウグウノツカイの大きさは、3.25メートルです。
これは平均的な長さですが、大きいもので10メートルを超える個体が発見されることがあり、それと比較すると小さめの部類といえるでしょう。それでも、実際に見ると充分に迫力があります。
なぜこんなにも長くなったのか。生物の進化、多様性、生き残り戦略など色々なことを考えさせてくれる貴重な標本です。
大阪市立自然史博物館のリュウグウノツカイはいつどこで見つかった?
大阪市立自然史博物館のリュウグウノツカイは、1954年秋に、大阪府泉南郡阪南町(現・阪南市)の沖で網にかかったところを発見されました。どうやら大阪湾に迷いこんだようです。
大阪市立自然史博物館のリュウグウノツカイを見た感想
大阪市立自然史博物館のリュウグウノツカイを見た感想は、大きさもさることながら、顔に威厳があり圧倒されました。深海の中では、体を斜め上に向け、一か所にじっとしているそうです。その堂々とした姿を想像すると、深海の神秘さに感動します。
ぜひ、大阪市立自然史博物館でリュウグウノツカイを見てみてください。
深海の神秘性に興味がある人は、こちらの図鑑がおすすめです。図鑑がそばにあると、ちょっとした日常が楽しくなりますよ。
幸運のリュウグウノツカイをもっと身近に。
クジラの骨格標本と化石
博物館入口の頭上に展示されている3体の巨大な《クジラの骨格標本》。
大きいものから順に、ナガスクジラ(19 m)、マッコウクジラ(9.1 m)、ザトウクジラ(7 m)の骨格です。
大阪湾に漂着した鯨で、大都市大阪と大海原の自然とのつながりを実感させてくれる展示です。
真下から見上げると、まるで自分が海の中にいるような、不思議な感覚を覚えました!
館内には、《クジラの化石》も展示されています。
こちらは大阪市内の工事現場で地下から見つかったものらしいです。
大阪が海だった時代があったことを知らせてくれます。
先史大阪人の食べ物
「天下の台所」、「食い倒れの街」と形容されることの多い大阪。
その大阪で大昔の人々が何を食べて生活していたかが分かる興味深い展示です。
どうやら縄文時代の大阪人は、主に草木の実を集め、魚や貝をとって食べていたようです。
なかには牡蠣やハマグリの食べかすもありました。グルメですね!
恐竜の足跡の化石
第2展示室の中央には、恐竜の化石が多数展示されています。
ティラノサウルスと並ぶ恐竜界の大スター・アロサウルスの化石もあり迫力満点だったのですが、個人的に関心を持ったのは、足跡の化石。
《アロサウルスの足跡》からは、本やインターネットでは分からない、恐竜の大きさを体感できます。
また、体重の重さや爪先の鋭さ、脚の筋肉の発達などもうかがうことができる展示品です。
鉱物
大阪市立自然史博物館は、《鉱物》の展示が充実しています。
ざっと数えただけでも100個以上ありました。(それ以上あると思います!)
一口に鉱物と言っても、元素鉱物、硫化鉱物、ハロゲン化鉱物、酸化鉱物、炭酸塩鉱物、硫酸塩鉱物、…など分類が多岐に渡り、地球上にはなんと4000種類もの鉱物が確認されているそうです。
もちろん宝石の原石もあります。
オパールをはじめ、磨かれる前の、素朴だけど綺麗な色の石がたくさんありました。
私は鉱物に詳しくありませんが、それでも鉱物の世界の奥深さを感じました。
大人も思わず時間を使い過ぎてしまう展示エリアです。
まとめ
以上、大阪市立自然史博物館のコレクションの中から、個人的に気になった5点を選んでみました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
ちなみに、ミュージアムショップも充実していて、Tシャツやマグカップ、トートバッグなど、魅力的なオリジナルグッズが売られていました。ミュージアムショップは無料で利用できます。
また、博物館のチケットで入園できる併設の長居植物園には、テーブルが設置されていて、ランチはお弁当を持ち寄ってこちらでピクニックするのもおすすめですよ!
子どもも大人も興味を広げたいなら自然史博物館へ
親子で生き物の不思議を楽しみたい人は、こちらの本もおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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